妊娠さんでも、飲み会として居酒屋に誘われることはありますよね。プライベートでも、仕事の付き合いでも、妊娠中の居酒屋は断るべきなのか行くべきなのか、悩んでいる方もいるかと思います。
妊娠さんが居酒屋に行くことについて、賛成派と反対派にはどんな意見があるのか確認してみると、考えが変わるかもしれません。
また、妊娠中に居酒屋へ行くと、どんなデメリットや影響、リスクがあるのかも合わせてチェックしてみましょう。
この記事はこんな方におすすめ!
- 居酒屋に誘われた妊婦さん
- 妊婦さんを飲み会に誘うか迷っている方
- 居酒屋へ行ってしまった妊婦さん
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妊婦が居酒屋に行くのはあり?なし?
賛成派意見
禁煙の居酒屋とかないのかやー?
居酒屋行ってタバコ臭くなるのやだし
妊婦の時だって夜ご飯とか
居酒屋で居酒屋のメニュー
食べたいし!!
妊婦とか母に優しいお店ほしーわー!— ayako (@ayako_0227) November 26, 2018
https://twitter.com/lily_msk_yi721/status/1130784234686173184?s=21
妊婦さんは居酒屋へ行っても、喫煙や飲酒はしないことを大前提とした意見です。つわりの時期などは、食べ物の好みが偏ることはよくあります。
そんな時に、居酒屋のちょっとしたメニューは食べやすくてちょうどいいし、気分転換になるという方もいます。お店自体が完全禁煙であれば、妊婦でも行きたいといった意見もありました。
・個室ならあり
・お店が完全禁煙ならあり
・妊婦だからといってあまり気にしない
反対派意見
https://twitter.com/r_with_you/status/1130505043604410368?s=21
産休に入る社員の送別会と称して飲み会をするそうだ
参加者はヘビースモーカーだらけ
居酒屋での飲み会はいつも煙草煙でモクモク飲みたいなら喫煙者だけで行き
金と時間を無駄にして健康を損なえば良い妊婦さんが飲食できる環境ではない
お腹の赤ちゃんに何かあったら責任をとれるのだろうか?— 無煙侍 灰皿成敗! (@I4D6mGmnaDltoW9) May 15, 2019
たぶん幹事が別の人なら「妊娠中だから不参加ですよね〜」くらいの軽いノリで済むんだろうけど、彼は翌日「立食じゃなくて普通の居酒屋になったのでどうですか!」とまた言いに来た。妊娠中くらい飲み会免除させてくれよ!
— ネジ子 (@nejiko) December 2, 2011
妊婦さんを居酒屋に誘うことが、まずあり得ないといった意見もありました。たとえ個室であっても、お店全体で禁煙していない限り受動喫煙になるのは確かです。
それに、お酒の席では思いもよらないトラブルが起こる可能性も低くありません。他にも、妊婦が居酒屋にいると、他のお客さんに気を遣わせてしまうといった意見も多くありました。
・個室でも副流煙はある
・何かあったら困る
・周りに迷惑
妊婦が居酒屋に行くことのデメリットや危険性
受動喫煙
受動喫煙とは、他人が吸うたばこや電子たばこの煙を吸うことです。健康被害としては流涙や頭痛などの症状、肺がんや虚血性心疾患などの死亡率等が上昇したりします。
たばこを吸わない妊婦さんでも、受動喫煙によって低出生体重児出産の発生率が高くなるといった調査が報告されています。
分煙や禁煙を取り入れる飲食店が多くなってきましたが、ただ仕切りがあるだけでは受動喫煙は避けられません。副流煙として目に見えなくても、空気中に充満しているのです。
妊婦の喫煙や受動喫煙は、お腹の赤ちゃんを虐待しているのと同じだと言う方もいます。妊娠中の受動喫煙によるリスクには、以下のようなことが挙げられます。
・流産や死産
・早産
・先天奇形
・出生後の乳幼児突然死症候群
このようなこと以外にも、生まれてきた子の身長の伸びが悪くなる、知能指数が低くなる、キレやすい性格になる、なども報告されています。
食べ物や飲み物の制限
妊娠中のアルコール摂取の禁止はもちろんのこと、食べてはいけない物もあり、食中毒にも十分注意しなければなりません。例えば、加熱されていない肉や生ハム、非加熱の輸入チーズなどです。
皆が美味しそうに食べたり飲んだりしている中、食べたくても食べられない状態だとストレスが溜まってしまうかもしれません。
また、普段自宅であまり作らないような料理があると、つい食べ過ぎてしまうこともあります。ほとんどの飲食店の料理は、味が濃く、塩分が多く使われています。
食べ過ぎにより太ったり、塩分を過剰摂取してしまうと、むくみや妊婦高血圧症候群の原因になってしまう可能性もあるのです。
帰宅が遅くなる
飲み会はだいたい夕方から夜に行われることが多いですが、なんだかんだで帰宅が遅くなることもしばしば。夜遅く帰ることで、妊婦さんに大切な睡眠時間が削られてしまいます。
正しい生活習慣は、お腹の赤ちゃんの健康な成長にもとても重要なことです。たった1日の夜更かし程度では影響はほとんどないかもしれません。
しかし、赤ちゃんのことを思うと、夜更かしは1日でもしないように避けるのがいいのではないかと思います。
トラブルに巻き込まれる
お酒の場では、通常では想像できないようなトラブルが起こってしまう可能性もなくはありません。心配のしすぎかもしれませんが、
- 友人同士で喧嘩が始まって巻き込まれたら?
- 酔っ払いに無理やりお酒を飲むように強要されたら?
- 酔っ払った友達を介抱してる時に一緒に転んだら?
と考えるとちょっと怖いですよね。妊娠中はストレスを感じやすくなったり、体が重くて思うように動かず走ったりするのは危険という点も含めて、居酒屋へ行くかどうか決めてみましょう。
体調不良
妊婦さんにとって、たばこの副流煙が充満している居酒屋は、悪い環境といえます。そんな環境に長い時間いれば体調を崩してもおかしくありません。
つわりによって、においに敏感になり、たばこのにおいで気持ち悪くなったり、暑さや寒さによってめまいや寒気を感じる可能性もあります。
自宅から少し離れた場所にある居酒屋で、信頼できる身近な人がその場にいない時に、体調不良になったらどうしようと心配になりますよね。
周りに気を遣わせる
妊婦の話で思い出したんだけど前に居酒屋で隣の席の人に、妊娠してる人がいるのでタバコは遠慮してもらえますか?と言われたことあるな。
— 中目具 (@j__jking) July 31, 2012
妊婦さんがいると分かれば、ほとんどの方が気を遣うと思います。たばこは近くで吸わないようにしよう、解散が遅くならないようにしよう、など。
同じグループの友人ならまだしも、別グループで居酒屋にきている他のお客さんにまで気を遣わせてしまうかもしれません。
妊婦が居酒屋へ行くかどうかは自己判断
結局のところ、妊婦さんが居酒屋へ行くかどうかは自己判断になります。一般的には、妊娠中の居酒屋はなしという意見が大半でしょうから、あまり良い目では見られないかもしれません。
妊娠中も居酒屋のおつまみ料理を食べたいと思っている方はいますが、妊娠中に居酒屋へ行くことのデメリットを考えると行かないほうがいいのではないかと思います。
お酒を飲みたい妊娠していない友人に、居酒屋へ誘われたら、居酒屋というより全席禁煙のお酒の置いてあるレストランへ行くのがいいかもしれませんね。
ちょっとなら大丈夫かもという甘い考えを持って後々後悔しないためにも、自分の身と赤ちゃんはママが守ってあげましょう。そして、もし悩んでいるなら、妊娠中の居酒屋はやめておきましょう。