今や大人気のタピオカですが、妊婦さんがタピオカを食べることで妊娠の経過に影響はあるか気になりますよね。
そこで、タピオカの成分や栄養素、カロリーについて解説していきます。また、妊婦さんが気になるタピオカを食べる上で注意するべきことも紹介していきます。
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妊婦さんもタピオカを食べてOK
タピオカは、ミルクティーなどの飲み物に入れてタピオカジュースとして飲まれることが多いですが、妊婦さんでも飲むことができます。
タピオカとは、キャッサバという芋の根茎から製造するでんぷんのことです。実は、キャッサバには有毒な成分であるシアン化合物が含まれています。
そのため、生食の状態での輸入は禁止されていますが、タピオカとして食べるためには毒抜きの処理がされ、シアン化合物は除去されているので安心して食べることができるのです。
でんぷんを水で溶いて加熱し、粒上にして加工すれば、普段から見慣れている「タピオカパール」と呼ばれるものになります。
妊婦さんがタピオカについて知っておくべきこと
タピオカの栄養素
タピオカの原料は芋なので、主成分は炭水化物ということになります。炭水化物は体を動かすエネルギー原となるので、妊婦さんにとってもとても大切な栄養素のひとつです。
炭水化物の他に、たんぱく質や脂質、カリウム、食物繊維なども含まれていますが微量であり、タピオカはほぼ100%炭水化物でできていると言えるでしょう。
つまり、栄養といえる栄養はほとんど含まれていないのです。
タピオカのカロリー
タピオカ100gあたりのカロリーは、乾燥状態で351kcalで、茹でた状態では100gあたり62kcalです。ごはん100gあたりのカロリー168kcalと比べると、乾燥状態のタピオカはカロリーが高めです。
タピオカは茹でることで水分によって膨張し重量か増えるので、グラム単位のカロリーは減少します。しかし、そのまま食べても味はほぼないため、ジュースに混ぜたり砂糖などで甘みをつけて食べることがほとんどです。
ミルクティーやココアが高カロリーなことは知られていますが、タピオカと混ぜて飲むことでカロリーが更に高くなります。タピオカミルクティー1本分(一人前)のおおよそのカロリーは、250kcal前後です。
【参考】
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Chatime:チャタイムタピオカミルクティー(Msize381gあたり)
275カロリー、脂肪2g、炭水化物60g、タンパク質0g
タピオカによるダイエット効果
残念ながら、タピオカにはダイエット効果はありません。タピオカには栄養といえる栄養はほとんどなく、炭水化物の塊であるといえます。
ただし、もちもちした食感をしているので、よく噛んでゆっくり食べることによって満腹感は一時的に得られるかもしれません。
妊婦さんはタピオカの食べ過ぎ飲み過ぎに注意
妊婦さんでもタピオカを食べたり飲んだりすることができますが、食べ過ぎや飲み過ぎには注意が必要です。
タピオカはほぼ炭水化物でできていますが、茹でるとカロリーはそこまで気になりません。しかし、ほとんどの方がミルクティーやジュースに混ぜたり、何かに付けて食べると思います。
そうすることで糖質やカロリーも高くなるので、妊娠中は特に食べ過ぎ飲み過ぎは危険です。妊娠中はホルモンバランスが乱れやすいため、血糖値を調整する働きが低下します。
タピオカの食べ過ぎやタピオカジュースの飲み過ぎによって、妊娠糖尿病を引き起こす可能性もあるのです。
タピオカ好きな妊婦さんでも、タピオカジュースなら多くても1日に1杯までにしておきましょう。
妊婦さんにおすすめなタピオカジュースの飲み方
人気のタピオカジュースですが、糖質やカロリーが高いため、妊婦さんがタピオカジュースを飲む際には、以下のようなちょっとした工夫をするといいでしょう。
- タピオカ多めでジュースは少なめに
- お店で買う時はSサイズを選ぶ
- 前後の食事で炭水化物を減らして調整
- タピオカジュースの前に食物繊維をとる
妊婦さんはストレスなどに敏感になりやすいですが、好きな食べ物や飲み物をとることで、気分転換やリフレッシュをすることができます。
タピオカを食べたり飲んだりする際は、適量で楽しむようにしてみてくださいね。