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妊婦がレッドブルを飲み過ぎると良くない理由!こんな影響の恐れが

「翼をさずける〜」で有名なレッドブルですが、実はレッドブルの裏側には「妊婦の方は飲用をお控えください」と表記があります。

妊婦がレッドブルを飲み過ぎると、なぜいけないのか気になりますよね。

そこで、レッドブルの成分や、その成分による母体や胎児への影響などについて解説していきます。具体的にどれくらい飲むと危険なのかも紹介していきますので、参考にしてみてください。

 

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妊婦がレッドブルを飲み過ぎると良くない理由

妊婦はレッドブルの飲用を控えるべき

まずはじめに、妊娠中にレッドブルを飲むことは、あまりおすすめできないということをお伝えしておきます。

レッドブルには「妊婦の方は飲用をお控えください」と記載されています。絶対に飲んではいけないわけではありませんが、なるべく飲まないようにしましょう。

ちなみに、レッドブルは栄養ドリンクだと思われがちですが、実はジュースなどと同じ清涼飲料水に分類され、エナジードリンクと言われています。

レッドブルの効果と成分

レッドブルというと眠気覚ましのイメージが強いですが、実はそれ以外にも色々な効果があります。レッドブルに含まれる成分によって得られる効果は以下です。

【レッドブルの効果】

  • 眠気予防
  • 疲労回復
  • 脂肪分解酵素の活性を高める
  • 筋肉増強効果

レッドブル1本飲んだところで、このような効果か必ず得られるわけではないですが、美味しいのでつい飲みたくなってしまいますよね。

公式サイトによる、レッドブルの主な成分は以下の5つです。

【公式サイトによる成分】

  • カフェイン
  • アルギニン
  • ビタミンB群
  • 砂糖類
  • アルプスの水

レッドブルの裏側に表記してある、栄養成分表示(100mlあたり)は以下です。

【栄養成分表示(100mlあたり)】

  • エネルギー 46kcal
  • たんぱく質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 10.8g
  • ナトリウム 80mg
  • ナイアシン3mg
  • パントテン酸 2mg
  • ビタミンB6 2mg
  • ビタミンB2 0.09mg
  • ビタミンB12 2μg
  • アルギニン120mg
  • カフェイン32mg

この中でも注目してほしい成分が「カフェイン」と「カロリー」です。妊婦さんは、どれくらい摂取してもいいのか一つずつ確認してみましょう。

妊婦のカフェイン摂取量

レッドブル1本(250ml)に含まれるカフェインは80mgであり、コーヒー1杯と同じ程度のカフェイン量です。

つまり、レッドブルは高カフェインであると言えます。

妊婦さんの1日のカフェイン摂取量の目安としては、それぞれの機関で定められたものを参考にしてください。

【妊婦のカフェイン摂取量の目安】

  • 世界保健機関(WHO) コーヒー1日3〜4杯まで
  • 英国食品基準庁(FSA) 1日200 mgまで(マグカップのコーヒー2杯程度)
  • カナダ保健省 (HC)1日300mg(コーヒー2〜3杯程度)

レッドブルのカフェイン量はコーヒーと同程度なので、カフェイン量だけで考えると多くても1日2缶までに抑えておくのが良さそうですね。

妊婦のカロリー摂取量

レッドブルのカロリーは、カルピスウォーターやコーラ、ファンタなどのジュースと同程度で、1缶で115kcalです。

妊婦の1日の摂取カロリーの目安は、以下を参考にしてみてください。こちらは普段から適度な運動をおこなっている妊婦さんの場合です。

妊娠初期 2050〜2100kcal
妊娠中期 2250〜2300kcal
妊娠後期 2500〜2550kcal

 

普段からあまり運動せず、座っていたりする時間が長い妊婦さんだと、これより300kcal程カロリー摂取を抑えるのがいいでしょう。

レッドブルは特別カロリーが高いというわけではありませんが、ジュースと同じくらいのカロリーであるため、たくさん飲むのはカロリーだけで考えてもおすすめできません。




妊婦がレッドブルを飲み過ぎるとこんな影響の恐れが


レッドブルは、適量で飲む分には、安心して飲めるエナジードリンクです。しかし、飲み過ぎは禁物です。

先ほど紹介した、妊婦さんが1日に飲んでもいい本数(2缶程度)や、カフェイン摂取量を超えてしまうと、母体やお腹の赤ちゃんに悪影響を与える可能性があります。

なぜなら、レッドブルにはカフェインがしっかり含まれているからです。妊婦さんがカフェインを過剰摂取した場合にこのような健康被害が起こることがあるのです。

【妊婦のカフェイン過剰摂取による健康被害例】

  • めまい
  • 心拍数の増加
  • 震え
  • 下痢
  • 吐き気
  • 胎児の低酸素状態
  • 胎児の発育障害
  • 低体重児
  • 流産や早産

こういった悪影響を受けないためにも、レッドブルを飲む時は、飲み過ぎに十分注意してください。

 

妊婦がレッドブルを飲む時は適量で!

妊娠中のレッドブル
人気のエナジードリンク「レッドブル」には、眠気予防や疲労回復などの良い効果もありますが、妊婦さんが飲む際には飲み過ぎに注意しなければなりません。

なぜなら、妊娠中の摂取を控えるべきカフェインが含まれているからです。レッドブルのカフェイン量は、コーヒーと同程度です。

そのため、レッドブルには、妊娠中の飲用は控えるようにと記載があります。

健康な妊娠生活とお腹の赤ちゃんのためにも、多くても1日2本までにしておきましょう。他の食品でもカフェインを摂ることを考えると1日1本までにしておいたほうがいい場合もあります。

カロリーなど他の成分の面でも、レッドブルの飲み過ぎはよくありません。妊娠中は、レッドブルを飲まないか、ほどほどにしておくのがいいでしょう。

 

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