女性専用の人気フィットネスジムのカーブスですが、退会しにくいという噂もありますよね。そこで、元インストラクターの私が、カーブスの退会方法について解説します。
この記事では、カーブスの退会方法の他に、退会の種類や違約金、休会制度、退会しにくいという噂の真相、退会理由などについても紹介していきます。
現在カーブスの会員で退会を考えている方や、これから入会しようと思っている方もぜひ参考にしてみてください。
カーブスの退会方法、手続きの仕方
退会の種類
- 通常退会
- 特例退会
カーブスの退会には、通常の退会以外に特例退会というものがあります。カーブスでは、退会する時に、原則1ヶ月前までに申し出なければいけません。
通常なら、退会手続きをした翌月の末日が退会日となるので、申し出た翌月分の会費まで払っての退会となります。もちろん、退会日まではいつも通りカーブスに通うことができます。
特例退会とは、転居や病気、妊娠、怪我などにより通うことが困難になった場合のみ適用されます。特例退会では当月退会となるので、手続きをした月の末日が退会日になります。
特例退会の場合は、特例退会手数料として286円（税込308円）を支払う必要があります。
会員資格は、会員による退会または会社もしくはパートナーによる会員の除名の場合を除き、会員の選択したコース毎の規定に従い自動更新されます。
パートナーとはカーブスのインストラクターのことです。つまり、退会するには、自ら退会を申し出る必要があります。
会費未払いなどによる除名処分に関しては、カーブスがフランチャイズであるため、それぞれの会社によって対処方法が違うかと思います。
退会方法
カーブスを退会するには、自ら退会の申し出をして、店舗にてインストラクターと一緒に退会手続きを行います。郵送や電話による退会手続きは行なっていないため、必ずお店に出向く必要があります。
退会の手続きは、申し出た当日にできます。私がインストラクターとして務めていた時は、電話で退会したいことを伝えてから退会手続きだけしにくる方が多かったです。
カーブスを退会すると違約金がかかる？
カーブスでは、退会する時に違約金がかかることがあります。違約金がかかるのは、入会時に「12ヶ月お得コース」を選び、1年以内に辞める場合です。
入会時に通常コースで契約している場合には、違約金は発生しません。
12ヶ月お得コースとは、1年間は続けることを前提とした契約なので、ひと月毎に更新の通常コースよりも月額1,000円安くなっています。
12ヶ月は続けるという契約で安くしているため、12ヶ月以内に辞めると、通常コースとの差額を払う必要があるのです。違約金の上限額は6,000円です。
| 入会から退会までの月数 | 違約金額 |
|---|---|
| 1ヶ月 | 1,000円 |
| 2ヶ月 | 2,000円 |
| 3ヶ月 | 3,000円 |
| 4ヶ月 | 4,000円 |
| 5ヶ月 | 5,000円 |
| 6ヶ月～12ヶ月 | 6,000円 |
具体的な違約金額は、上の表を参考にしてください。入会から1年以上経てば、違約金が発生することはありません。
カーブスでは休会ができない？
実は、カーブスには休会制度というものがありません。一時的に通えなくなる場合には、休会ではなく退会手続きをすることになります。
しかし、怪我や病気、妊娠などによるやむを得ない退会で、病院からの診断書があれば、休会扱いになり、再度入会する時に、入会金が必要なくなくことがあります。
一時退会していられる期間については、正確な日数が決まっていないため、怪我や体調の回復次第で医師の判断により再入会することになります。
カーブスは退会しにくいって噂は本当？
カーブスの退会について調べていると、カーブスは退会しにくいという口コミがチラホラ見つかりますよね。
実際のところどうなのかというと、カーブスでは退会したいと思ってる会員を、インストラクターが引き止めることがあるのは事実です。
退会する理由が特になく、やめるか続けるか迷っている方や、通うのが面倒くさくなって辞めたいと言う方には、インストラクターが退会を引き止める場合がほとんどです。
インストラクターに辞めたいことを相談して、引き止められ説得されることで、逆に、またやる気が出て続けようと思える会員もいます。
しかし、辞める意思が強い場合には、迷っている素振りを見せず、はっきりと辞めることをインストラクターに伝えれば、しつこく退会阻止されることはありませんよ。
皆のカーブス退会理由
カーブスでは退会する際に、インストラクターに退会理由を必ず詳しく聞かれます。場合によっては、続けるよう説得されるため、理由をしっかり決めてから退会の申し出をする方が多いようです。
私がインストラクターとして務めていた時に最もよく聞いた退会理由は、腰痛や膝痛の悪化によるドクターストップです。
他にも、介護が忙しくなった、時間が作れなくなった、引っ越しなど退会理由は様々ですが、曖昧な理由であれば引き止められることもあるので、明確な理由を決めておくといいでしょう。
かといってわざわざ嘘をつく必要もありませんが、続ける決断をしても結局行かなくなってしまうのではお金が勿体無いです。それに、長期間通わなくなるとお店から電話がかかってくるようになると思います。
カーブスの退会について：まとめ
カーブスの退会には、通常退会と特例退会の2種類があり、休会制度はありません。ただ、病気や怪我、妊娠などやむを得ない場合のみ、再度入会時に入会金を払わなくて済む休会と同じ扱いになります。
「12ヶ月お得コース」で1年以内に退会する時は、違約金（上限額は6,000円）がかかるので注意してください。
カーブスは退会しにくいという口コミをよく目にしますが、退会の理由をはっきり明確に伝えれば、しつこく退会阻止されることはありませんよ。
カーブスの口コミ・評判についてはこちらで紹介しています。
カーブスの入会に関しての料金についてはこちらで紹介しています
カーブスの効果についてはこちらで紹介しています。
