妊娠中の運動の一環として、気分転換として、キャッチボールをしたいと思っている妊婦さんもいるのではないでしょうか。
しかし、運動の種類によっては、妊婦さんが行わないほうがいいとされるものもあります。
そこで、妊娠中にキャッチボールを行ってもいいのか、危険性や影響はないかなど、気になることをまとめました。
妊婦さんにおすすめな運動についても合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
\ベビー用品10%オフ・出産準備Boxがもらえる/
妊婦はキャッチボールをしてもいい?
結論から言うと、妊婦さんはキャッチボールをしないほうがいいでしょう。
妊娠中の運動や気分転換として、キャッチボールをしたいと思っている妊婦さんもいるかと思いますが、妊娠初期や妊娠後期、安定期であっても、妊娠中にキャッチボールをするのは避けるべきです。
妊婦さんがキャッチボールをすることで、どのような危険性があるのか、また、お腹の赤ちゃんに影響があるのかどうか確認していきましょう。
妊婦がキャッチボールをすることの危険性や影響
ボールがぶつかる可能性
キャッチボールをしている時に、ボールを取りそこなったり、キャッチミスにより、ボールが体にぶつかってしまう可能性があります。
妊娠前から野球やキャッチボールをよくしていたからといって安心はしてはいけません。なぜなら妊娠中は、妊娠前と違ってお腹が大きくなった分動きにくくなるからです。
妊娠初期でつわり中であれば、つわりによって集中力が弱まっていることも考えられます。
もし投げられたボールにぶつかってしまったら、最悪の場合、流産や死産、早産などにつながる可能性も否定できません。
転倒の可能性
キャッチボールをしていて、ボールに集中しすぎて足元が見えずに転倒してしまうことも考えられますが、妊娠中の転倒は非常に危険です。
妊娠初期に起こる流産の原因のほとんどは、染色体等の異常によるものです。しかし、妊娠初期は胎盤や卵膜、羊水など赤ちゃんを衝撃から守る役割となるクッションが完成していない状態です。
つまり、胎盤や卵膜、羊水がまだ完成していない妊娠初期での転倒は、衝撃が胎嚢の中にある胎芽に直接伝わることになるので、転倒が原因で流産することもあり得ます。
また、妊娠中期や妊娠後期には、転倒の衝撃により胎盤剥離を引き起こす可能性があります。
胎盤が剥離してしまうと、早産や、最悪の場合には死産する危険性もあるのです。
妊婦がしないほうがいい運動
キャッチボール以外にも、妊婦さんが行わないほうがいいと言われる運動や動きはたくさんあります。具体的には、
- 腹部を圧迫する恐れがあるもの
- 瞬発性があるもの
- 競技性があるもの
- 転倒する恐れがあるもの
- 接触する恐れがあるもの
- 心拍数が上がりすぎるもの
- 重いものを持って行うもの
などに当てはまる運動や動き、スポーツは、妊婦さんは行うのを避けるべきでしょう。そして、運動を行う際には、妊娠12週以降であり、体調が良く妊娠経過が順調であることも条件です。
また、熱中症などの危険性があるため、真夏の炎天下に戸外で行うような運動も避けるようにしましょう。
妊婦におすすめなキャッチボール以外の運動
妊娠中は、安心して行える運動を行うようにしましょう。危険性があるため、キャッチボールはおすすめできませんが、妊娠中の適度な運動は、健康な妊娠生活や体重管理にも有効です。
【妊婦さんにおすすめな運動】
- ウォーキング
- マタニティヨガ
- マタニティエアロビクス
- マタニティスイミング
運動を行う際には、必ず前もって産科主治医に相談し、許可を得ても無理はしないようにしましょう。
妊婦がキャッチボールをする事まとめ
妊婦さんはキャッチボールをするのはやめておいたほうがいいでしょう。それは、妊娠中にキャッチボールをすることでリスクや影響を与える可能性があるからです。
【妊娠中のキャッチボールによるリスク】
- ボールがぶつかる可能性
- 転倒の可能性
キャッチボール以外でも、以下の項目に当てはまる運動を妊娠さんが行うことは避けましょう。
- 腹部を圧迫する恐れがあるもの
- 瞬発性があるもの
- 競技性があるもの
- 転倒する恐れがあるもの
- 接触する恐れがあるもの
- 心拍数が上がりすぎるもの
- 重いものを持って行うもの
妊娠中の適度な運動は、体重管理や健康な妊娠経過に効果的ですが、必ず医師に相談して無理はしないようにしてください。
【妊婦におすすめな運動】
- ウォーキング
- マタニティヨガ
- マタニティエアロビクス
- マタニティスイミング