妊娠中は、使う日焼け止めが安全で安心できるかどうかも気になりますよね。安心して使える日焼け止めには、いくつかのポイントがあります。
そのポイントをしっかり抑えた、ママたちに人気でおすすめな商品をランキング形式で紹介していきます。
妊婦さんの肌は敏感で、シミやそばかすもできやすい状態にあります。日焼けをしてから後悔しないためにも、正しい使い方も合わせてチェックしていきましょう。
・妊娠中で、日焼け止めを選ぶのに迷っている
・安全で安心できる日焼け止めを知りたい
・シミを作りたくないと思っている
妊婦さんにおすすめな日焼け止めの選び方
紫外線吸収剤不使用
妊婦さんのお肌は、妊娠前と比べて敏感になりやすく、日焼け止めによる少しの刺激でも肌荒れしてしまう可能性があります。
日焼け止めには様々な成分が含まれていますが、肌荒れを防ぐために注目したいのが、紫外線防止成分である紫外線吸収剤です。
紫外線防止成分には2種類あり、そのうちの紫外線吸収剤は肌への刺激が強いので、もうひとつの紫外線散乱剤が使用された日焼け止めを選ぶのをおすすめします。
- 紫外線吸収剤フリー
- 紫外線吸収剤無配合
- ノンケミカルサンスクリーン
と表記された商品を選びましょう!
タイプ
日焼け止めにはいくつかのタイプ(剤型)がありますが、それぞれメリットの他にデメリットがあるものもあります。
・クリームタイプ
・ローションタイプ
・スプレータイプ
・パウダータイプ
・ジェルタイプ
・乳液タイプ
・スティックタイプ
・シートタイプ
・飲む日焼け止め
日焼け止めのタイプは、基本的には自分の好みや使いやすさ、シーン別で選びますが、メイン使用には塗りやすいクリーム、ローション、ジェル、乳液タイプを選ぶのがおすすめです。
特に、クリームタイプや乳液タイプは保湿効果に優れている商品も多いので、乾燥が気になる方は、クリームタイプか乳液タイプを選ぶといいでしょう。
スプレータイプやパウダータイプは使用する際に、霧や粉を吸い込んでしまう可能性があるので、妊娠中の使用は控えたほうがいいとも言われています。
飲む日焼け止めは年々人気が高まっていますが、商品によってサプリメントの中にローズマリーなどの子宮を刺激する成分が入っている場合もあるので要注意です。
また、飲む日焼け止めは塗る日焼け止めとは違って、肌の表面からの日焼けを防ぐことはできませんし、継続しないと効果が感じられない場合があるというデメリットもあります。
シーンに合わせたSPF・PA
主に、肌が赤くなる日焼けの原因であるUV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。数字が大きいほど効果が高くなります。
主に、肌のしみやしわ、たるみの原因であるUV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値です。+の多さでUV-Aに対する効果の高さを表しています。
SPFとPAが高いほど紫外線防止効果も高くなりますが、それに比例して肌への負担もかかりやすくなります。
妊娠により敏感になった肌を荒れさせないためにも、生活シーンに合わせたSPFとPA選びをしましょう。
具体的には、洗濯物を干したり近所へのちょっとした買い物ならSPF10〜20程度にして、紫外線に当たる時間が長く、紫外線が強いほどSPFとPAを高くしていきましょう。
妊婦さんにおすすめ人気な日焼け止めランキング
実際に妊娠中のママたちに選ばれている人気の日焼け止めを紹介します。ここで紹介する商品は全て、肌への刺激が強い紫外線吸収剤を含んでいないものを選んでいます。
【1位】パックスナチュロンUVクリーム
SPF15・PA++
合成の紫外線吸収剤や合成界面活性剤を使わず、石けんで乳化したシンプルなクリームタイプの日焼け止めです。コスパが良いのも魅力ですね。
私は超敏感肌なので前まではBaby用をつかっていましたが、
こちらも評価が良かったので恐る恐る試してみました。
試して正解です! Baby用よりもテキスチャーもやわらかく、
リキッドタイプのファンでと混ぜて使っても分離もありません。
化粧ノリもよく、友達から”肌綺麗になったね”と言われました。
当分こちらをリピしそうです!
【2位】ユースキンS UVミルク
SPF20・PA++
無香料、無着色、弱酸性、アルコールフリー、紫外線吸収剤無配合で、妊婦さんも安心して使えますし、赤ちゃんと一緒に使うこともできますよ。
使いやすくてとてもいいです。通販しかないのが難点だけど。ノンケミカルで安いし、石鹸で落ちるし。敏感肌でも使えるし。おすすめします。ボトルとかの大容量欲しいです。
【3位】ノブ UVミルク
SPF32・PA+++
肌への負担が少なく、みずみずしく軽いつけ心地のミルクタイプの日焼け止めです。お湯でも落とせるのでオフが簡単ですよ。
脂漏性皮膚炎に悩んでおり、日焼け止めを塗ると乾燥したり毛穴に汚れが残ったり、ニキビが出来たりして合うものに出会えませんでした。
敏感肌用ということでこちらを使用してみましたが白浮きやベタベタすることがありませんでした。
何よりお湯で落ちるところが肌に負担がなくストレスがありません。今後もリピートします。
【4位】ニベアサン プロテクトウォーターミルクマイルド
SPF50+・PA+++
紫外線吸収剤無配合なので妊婦さんの肌への刺激も少ないです。SPFとPAが高めなので、レジャーの時などに活躍してくれそうですね。
ケミカルフリーでコスパの良い日焼け止めを探すと
この商品にしか行き当たりませんでした。
コレまで、色々な日焼け止めを試しましたが、
敏感肌はこの商品が合うようです。
かれこれ3年以上は愛用しています。
使用時の伸び、お風呂での洗い流しの際も、気になる所はありません。
【5位】ママバター UVケアクリーム
SPF20・PA++
保湿成分であるシアバターが配合されていて、潤いもプラスしてくれ、お肌に低刺激な優しい日焼け止めです。
秋口から肌荒れがひどくてその対策としてノーメイクの日を作りたい…と思ったのですが、仕事の関係で外出は毎日になるので紫外線は気になって…というところで見つけました。
洗顔だけで落とせるし、何より白残りしないし塗ってる感じは殆どないのに、美容クリームを塗ったみたい!
メイクをする日の下地にも使うようになりました。
肌の調子もいい感じです。
日焼け止めの正しい使い方
去年の日焼け止めは使わない
去年買って、まだ中身が残っているものは使わないようにするのが無難です。去年買って、封を開けていない状態なら問題ありません。
保存状態によっても異なりますが、開封から時間が経ってしまった日焼け止めは、空気に触れて酸化していたり雑菌が繁殖している可能性もあります。
勿体ないという気持ちはありますが、肌トラブルを防ぐためには、開封から時間が経った日焼け止めは思い切って捨てて、新しいものを使うようにしてください。
日焼け止めを塗る時期
夏に日焼け止めを塗るのは定番ですが、日差しが強くない秋や冬でも日焼け止めを塗っている方は少ないのではないでしょうか。
でも実は、紫外線は春夏秋冬問わず降りそそいでいます。春夏でなくても、日焼け予防をしないと乾燥や紫外線の蓄積でシミの生成が進んでいるかもしれません。
特に妊婦さんは、ホルモンバランスの変化などによってシミやそばかすができやすい状態です。後になって後悔しないためにも、妊娠中は季節問わず日焼け止めを活用しましょう。
ムラなく塗り広げる
日焼け止めを塗る箇所は、顔だけという方も少なくありません。しかし、紫外線は顔だけでなく、首や腕、足にも降り注ぎます。
夏場は特に露出が多くなるので、塗りムラや塗り忘れがないように注意してください。たっぷりの日焼け止めを数カ所に置いてから、指全体で均一にまんべんなく塗るように意識しましょう。
・唇
・髪の生え際
・耳
・首の後ろ
・脚の側面
・膝の裏
・足の甲
こまめに塗り直す
日焼け止めをムラなく塗れていたとしても、汗や雨などで濡れたり、衣類などに擦れて落ちてしまうことがあります。
そうすると、日焼け止めの効果を十分に発揮できません。日焼け止めの効果を高い状態でキープするためには、2〜3時間置きに塗り直すようにしましょう。
後悔しないために妊娠中もしっかり日焼け予防を
妊娠中は体につけるものが安心できるものか、どんな成分が含まれているのかなど神経質になりがちですが、低刺激な日焼け止めで、SPFとPAの高さをシーン別に使い分ければ何ら問題はありません。
逆に日焼け対策をしないと、シミやそばかすなどの肌トラブルに繋がりかねません。特に妊娠中はホルモンバランスの影響によりシミそばかすが出来やすく増えやすくなります。
私は妊婦だった頃、夏場の外出時しか日焼け止めを塗っていませんでした。塗り方も適当で顔しか塗らないこともしばしば。
出産後にふと気付いたのですが、腕に今までなかったはずの細かいシミができていて、かなりショックを受けたのを覚えています。
つわりがあったため、妊娠前と比べると、日差しに当たることは圧倒的に少なかったはずですが、シミを作ってしまいました。
一度できてしまったシミやそばかすを消すのは、とても大変だし、レーザー治療するとなるとお金も高くつきます。
後々後悔しないためにも、妊娠中のうちから日焼け止めをしっかり塗って、日焼け対策を行ってください。また、日傘や日焼け対策ができる衣類などを合わせて使うのもおすすめですよ。