妊婦さんも穴子のお寿司や穴子丼、穴子の天ぷらを食べたくなることがありますよね。
妊娠中に穴子を食べる時に気になることや心配なことは色々あります。そこで、妊婦さんが穴子を食べることについて詳しくまとめました。
この記事でわかる事
- 妊婦さんでも食べてOKな穴子の調理方法
- 妊婦さんが食べていい穴子の量
- 妊娠中に穴子を食べ過ぎることのリスク
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妊婦は穴子を食べていい?
妊娠初期や安定期、臨月の妊婦さんでも、基本的には穴子を食べても問題ありません。
ただし、中には妊婦さんが食べないほうがいい穴子の調理方法もあります。それらをまとめるとこのようになります。
穴子のお寿司 | 〇 |
---|---|
穴子の天ぷら | 〇 |
生の穴子 | × |
穴子は「妊娠中の過剰摂取は危険とされる鰻」に似ていることから、食べる時に気になることや心配な事などがありますよね。
また、妊娠中に食べていい穴子の量などについてもこれから順番に解説していきます。
妊婦は穴子のお寿司を食べていい?
妊婦さんは穴子のお寿司を食べても大丈夫です。
穴子は回転寿司などでも人気メニューですよね。ただし、妊婦さんでも食べられますが、お寿司屋さんで穴子にぎりばかり食べるのは避けましょう。
妊婦は穴子の天ぷらを食べていい?
穴子の天ぷらを妊娠中に食べたとしても問題ありません。
天丼の具としても人気な穴子の天ぷらは妊婦さんでも食べられますが、天ぷらの衣や穴子ともに脂質が多く高カロリーです。
そのため、妊娠中の体重増加や妊娠高血圧症候群などを防ぐためにも、食べ過ぎないように気をつけましょう。
妊婦は生の穴子を食べていい?
スーパーではあまり見かけませんが、あなご料理店などへ行くと、生の穴子をお刺身で提供してくれるお店もあります。
しかし、妊婦さんは生の穴子は食べないほうがいいでしょう。妊娠中は食中毒を避けるために生の魚を食べないようにするのが安心です。
妊婦が食べられる穴子の量は?
妊婦さんでも穴子を食べられることがわかりましたが、どれくらいまでなら食べても問題ないのかも気になりますよね。
穴子のお寿司であれば、多くても2〜3貫までにして、毎日食べたり頻繁に食べることは避けるようにしてください。
穴子には、妊娠中の過剰摂取に注意すべきビタミンA(レチノール)が含まれていることから、妊婦さんが食べる時には摂取量に気をつける必要があります。
穴子100gあたり約890RAEのビタミンAが含まれています。お寿司一貫で穴子の重さは約23〜25gです。
これを踏まえて、妊婦さんの1日のビタミンA摂取量を確認してみましょう。
妊娠初期:650RAE
妊娠中期:650RAE
妊娠後期:750RAE
妊娠初期:700RAE
妊娠中期:700RAE
妊娠後期:780RAE
妊娠中に穴子のお寿司を4貫(回転寿司ならお皿2枚分)食べると、1日のビタミンA摂取量を大幅に超えてしまうことになります。
妊娠中も嬉しい穴子の栄養素とは
穴子には以下のような栄養素が含まれています。
- EPA
- DHA
- たんぱく質
- ビタミンA
- ビタミンE
- カルシウム
これらの栄養素によって得られる効能効果は以下です。
- コレステロール低下
- 抗血栓作用
- アレルギー緩和
- 体力向上
- 代謝促進
- 疲労回復
- 肌荒れ改善
- 感染症予防
- 血流改善
高たんぱく質でうなぎに比べカロリーが低く、栄養価の高い穴子ですが、妊婦さんが沢山食べることによってどんな影響を及ぼす可能性があるのかも確認していきましょう。
妊婦が穴子を食べる時の注意点(ビタミンAの摂取について)
妊婦さんでも穴子は食べられますが、先ほど紹介したように、たくさん食べてしまうとビタミンAの過剰摂取につながります。
ビタミンAには、動物性食品に含まれるレチノールと、植物性食品に含まれるβカロテンがありますが、穴子に含まれているビタミンAはレチノールです。
ビタミンA(レチノール)は妊娠初期に過剰摂取してしまうと、胎児に奇形が起きやすくなるとされています。
そのため、妊婦さんが穴子を食べる時は、食べる量に十分注意しなければならないのです。
妊婦は穴子を適量で楽しみましょう
妊婦さんは基本的に穴子を食べることができますが、生の穴子を食べるのは避けるようにしましょう。
穴子のお寿司 | 〇 |
---|---|
穴子の天ぷら | 〇 |
生の穴子 | × |
また、穴子にはビタミンA(レチノール)が豊富に含まれています。妊婦さんがビタミンA(レチノール)を過剰摂取すると、お腹の赤ちゃんに奇形が発現する可能性があります。
そのため、もし妊娠中に穴子を食べるとしても、1日80g程度まで(穴子のお寿司2〜3貫程度)にしておきましょう。