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妊婦には梨がおすすめ!素敵な効果と実は注意が必要なこと!

妊婦さんには梨がおすすめです。なぜなら、妊婦さんも嬉しい栄養成分がたっぷり含まれていて、素敵な効果が得られるからです。

しかし、一方で食べ過ぎには注意しなければなりません。そこで、梨の効果や食べ過ぎることによって起こるデメリットなどを詳しく解説していきます。

【こんな方におすすめな記事です】

  • つわり中であまり食べられない
  • 妊娠中の便秘やむくみに悩んでいる
  • 梨が好きな妊婦さん

 

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妊婦には梨がおすすめ!


「梨には栄養がない」と聞いたことがある方もいるかと思いますが、実はそんなことありません。

ただ、梨はほとんど水分で、他の果物と比べても非常に水分量が多いために、そう言われることがあるようです。

しかし、梨には健康に嬉しい栄養成分もたっぷり含まれていますし、妊婦さんが食べることにデメリットは特にありません。しかも、梨は「百薬の長」と呼ばれることもあるようです。

つまり、妊婦さんも梨を積極的に食べるべきだと思います。妊娠初期や妊娠後期、つわり中でも、もちろん食べることができます。

では、妊婦さんにも嬉しい梨の効能・効果について確認してみましょう。

 

妊婦にも嬉しい!梨の効果

便秘の予防・改善

妊娠中はホルモンバランスの変化や大きくなった子宮による圧迫で、便秘になりがちです。

便秘を放っておくと、溜まって固くなった便を排出する時におしりに負担がかかって、切れ痔やイボ痔にもなりやすくなります。

便秘の予防や改善のために、梨はおすすめの食べ物です。梨の90%は水分なので水分補給にもなり、梨に含まれるソルビトールや食物繊維には便を柔らかくする働きがあるのです。

妊娠中に整腸作用のある栄養成分を食べ物で摂れるのは嬉しい!

妊婦さんの便秘については、こちらで詳しく解説しています。梨以外の便秘予防や解消法も紹介しているので参考にしてみてください。

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高血圧の予防・改善

梨に含まれているカリウムや食物繊維には、食後の血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を低下させたり、高血圧を予防する効果があります。

一般的に、食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなり、様々な生活習慣病の予防にも効果があると言われています。

妊娠時に高血圧を発症することを、妊娠高血圧症候群と言います。妊娠高血圧症候群になると、母体やお腹の赤ちゃんの発育に悪影響をもたらす可能性があります。

そうならない為にも、妊婦さんは普段の生活から正しい食生活を心がけるようにしましょう。

むくみ解消

梨に含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を排出してくれる働きも持っています。

むくみの原因のひとつに、塩の主成分であるナトリウムの摂取が多くなってナトリウム濃度を下げるために、体内に水分を溜め込んでいる状態であることがあります。

梨にも含まれているカリウムには、体内にある余分なナトリウムと水分を排出する作用があるので、むくみ解消に効果的なのです。また、梨に含まれるアスパラギン酸には利尿作用もあります。

妊娠中はホルモンバランスの影響で、体内に水分が保持されやすくなっているため、むくみに悩む妊婦さんも多いです。

むくみ解消のためにも、積極的にカリウムが含まれている梨などの食材を食べようにしましょう。

妊娠中のむくみ解消や予防について、こちらでは様々な方法を紹介しているので参考にしてみてください。

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夏バテ・疲労回復

梨にはアスパラギン酸というアミノ酸の一種やクエン酸が含まれていますが、アスパラギン酸には疲労の原因となる乳酸を分解してエネルギーに代えて疲労を回復させる働きがあります。

アスパラギン酸の疲労回復効果は、夏バテや夏の疲れにも役立ってくれます。

妊婦さんは、妊娠前との体の変化により疲れが溜まったり、疲れを感じやすくなります。そんな時にも、アスパラギン酸やクエン酸を含んでいる梨が活躍してくれそうですね。

咳止め・解熱効果

梨に含まれるソルビトールには、咳止めや解熱効果にも期待できます。消炎作用もあるので、風邪の引き始め喉の痛みにも効果的です。

風邪対策で梨を食べるなら、すったりミキサーにかけてホットジュースにして飲むのがおすすめです。

梨のホットジュースにハチミツを加えると、更に美味しくて効果的になりますよ!



妊婦は梨の食べ過ぎに注意!デメリットは?

体の冷え

梨に含まれるアスパラギン酸が利尿作用を促すことなどにより、体を冷やす働きがあります。梨は昔から、体を冷やす食べ物としても知られています。

妊婦さんにとって体の冷えは大敵です。体を冷やさないためにも、梨の食べ過ぎには注意しましょう。

また、梨を加熱して温かい状態で食べるのもおすすめです。冷えが気になるようなら、煮詰めたり、蒸したり、焼いたりして食べてみてください。

下痢

梨を食べ過ぎるとお腹を下してしまう可能性があります。

単なる消化不良で下痢になっていることも考えられますが、梨に含まれる成分によって消化不良を起こし、便が緩くなったり下痢をすることもあるのです。

梨の体を冷やす効果によって、お腹が冷えて下痢になることも考えられます。多くても1日1個までにしておくのがいいでしょう。

また、昔からの言い伝えで、梨を食べると虫がわくと言われているようですが、「虫がわく」=「お腹を下す」という意味で使われていたようです。

太る

妊婦さんの梨の食べ過ぎは、果糖の過剰摂取になり血糖値が上昇し、妊娠糖尿病を引き起こす恐れがあります。

また、梨は100gあたり約43kcalで、1個あたりにすると130kcal程度になり、食べ過ぎると太ってしまう可能性もあるのです。

妊娠中の急激な体重増加や糖分の過剰摂取は、早産や難産、妊娠高血圧症候群の原因となることがあるので、食べ過ぎには充分注意してください。

 

妊婦も積極的に梨を食べよう


梨は、妊婦さんにとっても嬉しい栄養成分がたくさん含まれています。水分量も多いので、つわり中で食べ物を受け付けなくなった妊婦さんにもおすすめです。

【梨の効果】

  • 便秘の予防や改善
  • 高血圧の予防や改善
  • むくみ解消
  • 夏バテや疲労の回復
  • 咳止めや解熱効果
    (のどの痛みや風邪予防)

梨には素敵な効果がたくさんありますが、食べ過ぎには注意しなければなりません。妊娠中の果物の食べていい目安量は、約200gで、梨だとだいたい1個分になります。

妊婦さんが梨を食べる時は、煮詰めたり焼いたり、ホットジュースにしたりと体を冷やさないよう工夫して、糖分の摂り過ぎや太るのを避けるために1日1個までにしておきましょう。

 

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