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添い乳はしない方がいい?太る?デメリットとおすすめの寝かしつけ方

添い乳はしない方がいい。これは、産後直後から添い乳での寝かしつけをしていた私が体験を持って言えることです。添い乳によって、引き起こされるママたちの悩みをよく聞きませんか?

夜泣きがひどくなる以外にも、赤ちゃんが太る可能性もあるの?

添い乳が悪いわけではありませんが、私が感じた「添い乳のデメリット」とメリット、産後直後からやれば良かったと思うおすすめの寝かしつけ方法についてまとめました。

寝かしつけについて悩んでいるママさんや、これから添い乳による寝かしつけをしようと思っている方に是非読んでもらいたいです。




添い乳はしない方がいいと思う理由

添い乳のデメリット

1. 夜泣きがひどい
添い乳で寝ると、赤ちゃんが寝落ちする瞬間は、まだママのおっぱいを吸っている状態だと思います。添い乳による寝かしつけだと、眠りが浅くなるとよく聞きませんか?

実は、赤ちゃんがふと気が付いた時にママのおっぱいを吸っていないから、不安になって起きてしまい、夜泣きにつながると言われています。

赤ちゃんによっては、1〜2時間置きに夜泣きする子もいれば、30分毎に起きる子もいるようです。それだとママは、しっかり睡眠が取れませんよね。

私の場合

生後半年頃までは、添い乳でも続けて4時間くらいは寝てくれましたが、半年を過ぎてからだんだん夜泣きがひどくなりました。夜泣きするときは毎回、目を閉じたままおっぱいを探しているような感じで泣いていたので、添い乳が原因なんだと気付きました。

 

2. 添い乳以外で寝ない
添い乳が習慣化してしまうと、添い乳以外で寝るのを嫌がる子が多いです。赤ちゃんは、寝る前には必ずおっぱいを貰えると思い、癖になって添い乳以外の寝かしつけと、ママ以外の人の寝かしつけが難しくなります。

その結果、パパに寝かしつけを代わってもらえなかったり、保育園などに預けても寝られない、などの問題が出ててきます。

私の場合

添い乳が夜泣きにつながると知ってから、添い乳以外の寝かしつけをしようと絵本を使ったり、抱っこでゆらゆらしたりしましたが、おっぱいがいいと毎回反り返って大泣きされていました。他のママさんからもよく聞きますが、添い乳に慣れると他の寝かしつけを始めるのも、大変になることが多いようです。

 

3. 卒乳が大変
添い乳での寝かしつけをやめられないと、卒乳もできません。赤ちゃんにもよりますが、普段から添い乳で寝ている赤ちゃんは、他の子よりもおっぱいに対する執着心が強くなることがあるので、乳離れにも一苦労することが多いようです。

私の場合

もう少しで2歳になる我が子は、今でも添い乳で寝ることがあります。何度か卒乳や断乳を試みたものの、夜中の大泣きに耐えられず結局今だに、おっぱい大好きっ子です。自然と卒乳してくれる子もいるようですが、我が家の卒乳は戦いになりそうな予感です。

 

4. 虫歯になりやすい
母乳を飲むときは舌を突き出し、乳首を上顎に押しつけながら飲むので、上の前歯に母乳が付着しやすいです。夜寝ている間には歯磨きはできませんよね。

そのため、添い乳で眠りにつくと母乳が上の前歯の周囲に停滞し、夜間には唾液の分泌が減少することもあり、虫歯になるリスクが高いと言われています。

 

5. 赤ちゃんが窒息する可能性
添い乳をしていると、いつの間にかママも一緒に寝てしまうというのもよくあることです。気付かないうちに、おっぱいで赤ちゃんの鼻と口を塞いでしまったら、赤ちゃんが窒息する可能性もあります。

また、寝たままなのでゲップがうまくできなくて、母乳を吐いてしまうこともあります。その吐き戻した母乳が、喉に詰まってしまう恐れもあるのです。

 

6. 赤ちゃんが太る
母乳による乳児期の肥満は心配ないと言われています。しかし一方で、母乳をあげ過ぎることが原因で肥満になっている赤ちゃんがいるのも事実です。

添い乳が習慣化して、夜泣きの度におっぱいをあげていたら、赤ちゃんの母乳を飲む量ももちろん増えますよね。おっぱいを吸うことで安心する赤ちゃんなら、自然と日中でも欲しがる頻度も多くなると思います。

赤ちゃんによって回数や一度に飲む母乳の量は違うので、どんなに添い乳をしても太らない子もいれば、添い乳や母乳のあげ過ぎで太る子もいます。

 

添い乳のメリット

1. 寝つきが早い
添い乳による寝かしつけに慣れている赤ちゃんだと、絵本による寝かしつけなど他の寝かしつけ方比べ比較的寝つきが早く、すぐに寝てくれることが多いです。

それは、添い乳だと横になったまま眠りに入れるので、抱っこや授乳中にうとうとしてきた赤ちゃんを布団に置こうとした時に起きてしまうことがないからでもあります。

 

2. 寝かしつけが楽
赤ちゃんと一緒に布団に入って、横になったまま寝かしつけができるので、ママはとても楽です。特に産後は、なるべく体に負担をかけたくないし、横になっていたいですよね。

 

3. スキンシップがとれる
授乳中は、母子の絆を深める親子水入らずのコミュニケーションの時間と言えます。添い乳によってママと触れ合うことで、安心感を得ながら眠りにつくことができるのです。

私の場合

添い乳によってスキンシップがとれるのは、添い乳をしていて一番良かった点だと思います。なにより、おっぱいを吸いながら眠る我が子を、自分自身もリラックスしながら間近で見られるのは、添い乳の特権だと思います。

 

産後直後からやれば良かった寝かしつけ方

絵本や語りかけによる入眠儀式

入眠儀式とは、スムーズな寝付きのために就寝前におこなう習慣のことです。例えば、寝る前に絵本を必ず読むようにすると、布団に入って絵本を読む=寝ることだと赤ちゃんが認識してくれます。そうすると、絵本を読み始めると自然と眠くなるのです。

 

おやすみツアー

布団に入る前に、家中のものに「おやすみ」の挨拶をしてから布団に入るという方法です。これをすることで、赤ちゃんが眠る体制に入りやすくなります。

ただし、この方法が効果的なのは、ある程度言葉が理解できるようになってからと言われています。

 

まとめ

産婦人科医や保健師さんから推奨されることもある「添い乳」での寝かしつけですが、添い乳が習慣化することによるメリットの他にデメリットもあるんです。

私が最も悩んだ添い乳によるデメリットは、「卒乳が大変」であることです。添い乳に慣れてしまい、寝る前におっぱいを吸うことが当たり前になると、それ以外の寝かしつけでなかなか寝てくれません。

添い乳をやめられないということは、卒乳もできません。産後すぐから添い乳による寝かしつけをし続けた私からすると、添い乳はメリットよりデメリットの方が多いです。

なので、これから添い乳をしようとしているママがいたら、他の方法による寝かしつけをおすすめします。早めに始めたかった寝かしつけ方は、絵本による入眠儀式とおやすみツアーで、寝る前の習慣をつけることです。

もちろん、添い乳での寝かしつけと相性のいい赤ちゃんもたくさんいるので、添い乳をして様子を見るのもいいと思います。寝かしつけに悩んでいるママがいたら是非参考にしてみてください。

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