- 添い乳をやめようとは思っているものの、やめられない。
- 周りの人から、やめた方がいいと言われた。
- 添い乳での寝かしつけをしようか迷っている。
と考えている人に是非読んでもらいたいです。添い乳をやめるためには、大事なことがあります。それに気付いていないと、やめるのは難しいかもしれません。
私が実際に、添い乳をやめようとしたけど失敗した話も合わせて紹介します。
添い乳をやめようと思ったキッカケ
自分も横になったままで寝かしつけができるし、なにより楽だったので、産後直後から寝かしつけは添い乳でした。
それにうちの娘は、抱っこで寝かしつけても、布団の上においた瞬間に「背中スイッチ」が作動して泣いてしまう子だったので、その点でも添い乳の方が良かったです。
ただ、1歳になってもなかなか夜泣きがおさまらず、毎晩2〜3時間置きに夜泣きすることが気になっていました。
それを、助産師の経験がある友人に相談したところ、やはり夜泣きの原因のひとつに「添い乳」があると言われてから、添い乳をやめて夜間断乳することにしました。
卒乳も考えましたが、無理やりやめさせるのは嫌で、できれば娘から自然に乳離れしてもらいたかったので、夜だけ断乳です。
ちなみに、その時の私の中での寝かしつけの理想は、「絵本の読み聞かせをしているうちに眠くなってきて、絵本の読み終わる頃にちょうど娘が寝る」でした。
私の「脱添い乳」失敗談
夜間断乳1日目
日中はいつも通りの生活をしていましたが、おっぱいをあげる度に「今日の夜からパイパイないないだよ」と声かけするようにしていました。
寝る時間になり、布団に入ってトントンから始めましたが、全く寝る気配のない娘。絵本を読みましたが逆効果だったようで、遊びモードに入っていました。
結局、抱っこでユラユラしたり家の中を歩き回りましたが、寝る時におっぱいをもらえないと感じ取ったのか大泣き。
さすがに1日目で「脱添い乳」を諦めたくなかったので、抱っこでユラユラを続行。体を反り返らせてギャン泣きしていましたが、泣きつかれたようで寝かしつけ開始から約1時間半くらいで眠りにつきました。
でもここからが大変で、いつも通り夜中に起きて泣く娘を、抱っこして寝かそうと思っても全然寝てくれません。結局、1時間ぶっ通しでギャン泣きする娘を、抱っこであやしていました。
その後も、起きては寝てを1〜2時間置きに繰り返していました。結局私はまともに眠れず、1日目は終了です。
夜間断乳2日目
この日も1日目と同じく、おっぱいをもらえないと感じ取った瞬間から大泣きです。でも1日目よりも夜泣きの回数は減り、朝までに3回しか泣きませんでした。
夜間断乳3日目
絵本による寝かしつけに再チャレンジしましたが、やっぱり失敗。でも、抱っこでユラユラしての寝かしつけでスムーズに寝てくれました。寝かしつけまでにかかった時間は、約30分です。
これは、3日目にして、やっと夜間断乳の成果がひとつあったかな?と思えたことでした。夜泣きに関してはいつも通りの頻度でしたが、起きてからまた寝るまでの時間は20〜30分くらいで、少し短くなりました。
夜間断乳4日目
1番変化があったのがこの日。当たり前のように、抱っこの寝かしつけで簡単に寝てくれました。そして、娘が産まれてから夜泣きがない日がなかったのですが、夜泣きせず朝までぐっすり寝てくれました。
夜間断乳5日目
もう添い乳もしないし、夜中の授乳もしないと思っていたのですが、早くも夜泣きが再発。30分ほど抱っこでユラユラしていて、寝たと思ったので布団に置いた瞬間に背中スイッチが作動。
深夜2時頃にギャン泣きする娘を抱っこしながらタジタジでした。心の中で「いや、もうこれ無理だ」となぜか思い込んでしまい、夜間断乳5日目で挫折して、添い乳を解禁してしまいました。
夜間断乳の失敗から学んだ成功の鍵
今思えば、断乳5日目のあの瞬間にもう少し我慢しておけば、添い乳卒業できたのかもしれないとよく思います。
結果的に、私は断乳を諦めました。きっと、添い乳をやめようと思ったことも、夜間断乳をすると決めたことも、私の中で完全に決めきっていなくて中途半端な気持ちだったから挫折したんだと思います。
正直、日中の授乳もまだやめようと思っていなかったのも、しっかりやめられなかった原因のひとつです。
夜間断乳を成功させる鍵は、「ママが、添い乳をやめる覚悟を持つこと」だと気付きました。添い乳をやめようと思って、その日に簡単にやめられたなんて事は、数少ない事例だと思います。
- 夜中に大泣きされるのは当たり前
- 断乳成功するには数日かかるのは当たり前
- ママが寝不足になるのは当たり前
「添い乳をやめるには忍耐!」と、ドーンと構えておく覚悟がなければ、添い乳をやめるのも、夜間断乳も難しいでしょう。逆に、この覚悟ができていないなら、無理に添い乳をやめる必要もないと思います。
添い乳は、ママと赤ちゃんにとって大切なコミュニケーションのひとつでもあります。やめるならやめる。やめないならやめなくていいんです。
私のように、中途半端な気持ちで臨むと、「おっぱいもらえるの?もらえないの?」と、混乱してしまいます。ママと赤ちゃんのペースで、添い乳をやめたり、断乳に臨むようにしてくださいね。
添い乳の具体的なやめ方については下の記事を参考にしてみてください。