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添い乳のやり方をイラストで詳しく!コツや新生児の場合も

添い乳だと、比較的寝かしつけがスムーズで、ママも赤ちゃんと一緒に寝っ転がれるので、とても楽に授乳ができるというメリットがあります。

でも、腕が腰が痛くなる。体勢が悪いのかな?
おっぱいが赤ちゃんの口元届かない。やり方は合ってるかな?

添い乳をしたいけど、なかなか上手くできないというママも少なくありません。そこで、添い乳のやり方をわかりやすくイラスト画像を使って解説していきます。

また、添い乳を始められる時期やコツ、注意点、始める前に知っておきたい添い乳のデメリットも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。




添い乳のやり方をイラスト画像で解説

赤ちゃんとママが横に寄り添いながらおっぱいをあげられる添い乳ですが、はじめのうちはやり方に戸惑ったり、上手くできないことも。

私もはじめは楽な体勢が見つからず、ん?逆にキツイかも…と思っていましたが、慣れてしまえば、添い乳が1番楽な授乳方法になりました。

では、添い乳のやり方をひとつずつ手順を追ってイラスト付きで解説していきます。(イラストがわかりにくかったらごめんなさい。)

添い乳のやり方赤ちゃんの寝方
① まず赤ちゃんを布団の上に横向きで寝かせてあげます。

赤ちゃんの顔だけ横向きにして添い乳する方法もありますが、そのやり方だと首が緊張して口が開けにくく、舌も使いにくいのでおっぱいが飲みにくくなってしまいます。

 

添い乳のやり方ママの寝方

② 赤ちゃんと対面で、おっぱいの位置が赤ちゃんの口元にいくように、ママも横になります。仰向けやうつ伏せだとおっぱいがあげにくいので、横向きの体勢が基本です。

この時に、赤ちゃんがコロッと仰向けに戻ってしまったり、口元がおっぱいの位置にこないようなら、クッションやバスタオルを赤ちゃんの背中に敷いて調整してみてください。

 

③ おっぱいを吸わせる時は、横向きになった時下になるほうのおっぱいをすわせてあげましょう。例えば、右半身が下になるように寝ていたら、右側のおっぱいをあげます。

私が添い乳をはじめる時に上手くいかなかった理由は、赤ちゃんに授乳させるおっぱいが逆だったからでした。慣れれば上になる方のおっぱいでも添い乳できるようになります。

①②③の手順でも上手くいかない場合は、赤ちゃんを仰向けに寝かしておっぱいを咥えさせてから、赤ちゃんの体を横向きにしてママの体に密着させてみてください。

 

添い乳のコツ

添い乳を上手くやるコツは、「赤ちゃんにしっかりおっぱいを咥えてもらうこと」と「自分なりのやりやすい体勢を見つけること」です。

まず、赤ちゃんにおっぱいを吸わせる時は、乳輪が隠れるくらい、しっかりおっぱいを咥えられるように、口に含ませてあげましょう。これが上手くできていないと、

  • 赤ちゃんがおっぱいを吸えていない
  • おっぱいが傷付いて痛くなる

といった可能性があります。また、添い乳をする時に、ママ自身が楽な体勢を見つけるのも添い乳を上手くやるコツです。

添い乳のやり方のコツ
私は上のイラストのように、高めの枕を使って、脚の間にクッションを挟む体勢がとても楽でした。

 

添い乳する時の服は?

私が添い乳をしていた時は、カップ付きキャミソールかカップ付きタンクトップを捲りあげて授乳させていましたが、厚着する冬場なんかは捲りあげた服で首が苦しかったです。

添い乳する時は、前開きの服や授乳ブラを使うといいかもしれません。

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添い乳のやり方︰いつからできる?新生児はOK?

添い乳をスタートするのは、いつからでもOKです。産まれたばかりで首がすわっていない新生児から添い乳はできます。

産後で体が回復しきっていないママにも、楽な体勢で授乳ができる添い乳はおすすめです。

ただし、基本的に新生児は、おっぱいを飲みながら息継ぎをしていて、母乳と一緒に空気も飲み込んでいます。しかし、新生児のうちは、母乳と一緒に吸い込んだ空気をうまく出すことができません。

よく吐き戻しする赤ちゃんは、添い乳している間にも母乳を吐いてしまうことがあります。吐き戻した母乳が気管に入り窒息したり、耳管に入って中耳炎になったりする危険性があります。

つまり、よく吐き戻しする赤ちゃんの場合、添い乳しながら寝てしまっても、ゲップをさせてあげたほうが安心です。




添い乳のやり方︰注意点

添い乳のやり方には、注意点が大きく分けて2つあります。「赤ちゃんの鼻を塞がないように」と「ママも寝てしまい赤ちゃんに覆い被さらないように」です。

どんな危険性があるのかと、そうしないための対策についても確認していきましょう。

 

鼻を塞がないように

赤ちゃんが母乳を飲んでいる時に、おっぱいで鼻を塞いでしまわないように注意しましょう。赤ちゃんは授乳中鼻で息継ぎしていることがあり、鼻が塞がると窒息していまう可能性があります。

添い乳のやり方と注意点

添い乳している間、赤ちゃんの鼻がおっぱいで塞がるようなら、イラストのように鼻に被さらないようにママが手で抑えてあげましょう。

 

寝て覆い被さらないように

添い乳していると、つい自分までウトウトしてしまうことがよくありますが、寝て赤ちゃんの上に覆い被さらないように注意しましょう。

新生児の窒息死の原因として、ママやパパが寝返りをうった時などに、赤ちゃんに覆いかぶさって窒息させてしまうケースも少なくないようです。

特に、自分で寝返りがうてない月齢の赤ちゃんに添い乳している間は、ママも一緒に寝て覆い被さってしまわないように要注意です。

添い乳のやり方覆い被さらない方法

対策としては、ママが肘を立てて上半身を軽く起き上がらせるような体勢になるのがおすすめです。

 

添い乳のやり方︰癖になるからやめたほうがいい?

産後直後から、添い乳での授乳や寝かしつけを勧める産院も多い中、一方で添い乳での寝かしつけについて否定的な意見もあります。

実際、私も添い乳での寝かしつけをしていて困ったことや悩んだことがありました。添い乳にはメリットもありますが、デメリットもあるのです。添い乳のデメリットとしては、

  • 夜泣きが酷くなる
  • 添い乳以外で寝なくなる
  • 卒乳が大変
  • 虫歯になりやすい
  • 赤ちゃんの窒息

などの可能性が挙げられます。添い乳をしてよかった例もたくさんありますが、しないほうがよかったとの声もあるため、そういった点も頭に入れておくといいかもしれませんね。

 

添い乳のやり方︰まとめ

添い乳は、新生児のうちから始められる寝かしつけのひとつです。コツを掴むまではやり方に戸惑いますが、一度できてしまえば、とても楽な授乳姿勢でもあります。

添い乳をする時は、以下の点に注意しましょう。

おっぱいで鼻を塞がないように注意
ママも一緒に寝てしまい覆い被さらないように注意

特に、自力で寝返りのできない月齢の赤ちゃんに添い乳している時は要注意です。

また、添い乳にはメリットの他にデメリットもあるため、始める前に確認しておくといいかもしれませんね。

 

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