妊娠中でも頭痛や熱っぽい時、暑さ対策として、冷却シートを使いたいですよね。しかし、妊婦さんが冷えピタや熱さまシートを使うことで、お腹の赤ちゃんに影響や危険はあるのか心配です。
- 妊婦だけど、冷えピタを使いたい
- 冷えピタを使うことで赤ちゃんに危険は?
- 妊婦が冷えピタを使う際の注意点は?
と、気になる妊娠中の冷えピタや熱さまシートに関する疑問を解決できるよう、まとめましたので参考にしてみてくださいね。
この記事でわかる事
- 妊娠中に冷えピタなどを使えるのか
- 妊婦さんでも使える冷却シートはどれか
- 妊婦さんが冷えピタを使う時のデメリット
- 冷えピタや熱さまシートの代用品
- 妊娠中に冷やさないほうがいい症状
\ベビー用品10%オフ・出産準備Boxがもらえる/
妊婦は冷えピタや熱さまシートは使える?
赤ちゃんに影響や危険は?
冷却ジェルシートには、有名なものでいえば、冷えピタや熱さまシート、デコデコクール、お熱とろ〜ねなど様々な商品があります。
妊娠中に冷却ジェルシートを使うことで、赤ちゃんに悪い影響や危険を与えてしまわないか、心配になりますよね。
勘違いされがちですが、冷却シートは医薬品ではありません。つまり、冷えピタなどの冷却シートには薬効はないので、妊娠中の妊婦さんでも使うことができます。
\何度でも使えるコレがおすすめ/
妊娠中の湿布には注意
おでこ以外にも、痛みを緩和させるために冷えピタや熱さまシートなどを手足に貼る場合もあると思います。
冷えピタや熱さまシートなどの冷却シートが大丈夫なら、湿布も大丈夫だと思われるかもしれませんが、湿布の使用には注意が必要です。
湿布は外皮用剤といわれ、薬の成分が皮膚を通じて体内に入り込み、胎盤を通過し、お腹の赤ちゃんに届く可能性があります。
第3類医薬品の湿布で、インドメタシンなどが配合されていない湿布なら、妊娠中でも使用することができますが、使用前に一度医師に相談してみるようにしましょう。
冷えピタの効果的な使い方
妊娠中は、ホルモンバランスの変化により体温も変化しやすくなります。特に妊娠初期には、多くの妊婦さんが微熱を感じるようになります。
熱が出た時や頭痛を感じた時に、冷えピタを使う方も多いですよね。私は妊娠中の微熱によってぼーっとした時にも必ず冷却シートを使っていました。
ほとんどの方は、冷えピタや熱さまシートをおでこに貼ると思いますが、実はおでこに貼るのでは解熱効果にはあまり有効ではありません。
もちろん、おでこに貼るとヒヤッとして冷たくて気持ちいいですし、頭痛などには有効ですが、熱を下げるために使用する場合はおでこではなく、首の後ろや脇の下、太ももの付け根に貼るのが効果的です。
また、妊娠している時期が夏だった場合などは、妊娠前よりも暑さを感じやすくなります。そんな時も、冷えピタや熱さまシートなどの冷却シートを上手に使ってみてくださいね。
使用前に冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめ!ただし、製品機能が劣る可能性があるため、冷凍室には入れないようにしましょう。
妊婦が冷えピタや熱さまシートを使う時に注意すること
体の冷え
体の冷えは妊娠中の大敵です。妊娠中に体を冷やし過ぎると、妊娠初期のつわりや便秘、むくみ、体全体のだるさなどにつながる可能性があります。
一度にたくさん貼ったり、長時間に渡って同じ部分を冷やし過ぎないように気を付けましょう。
肌荒れ
妊婦さんの肌は、妊娠前に比べてとても敏感です。妊娠前は問題なく使えていたものでも、妊娠してから急に肌に合わなくなるなんてこともよくあります。
特に、肌荒れしている部分や日焼け後の使用は控えるようにしましょう。もし肌に異常が出てしまった場合は、すぐに使用をやめるようにしてください。
また、夏などは汗をかきやすく、汗がついている部分にそのまま冷えピタなどを貼ってしまうと肌荒れしやすくなります。
使用する前には、一度汗や皮脂を拭き取って、清潔な状態にしてから貼るようにしましょう。
お腹まわりには貼らない
冷えピタや熱さまシートをお腹まわり、できれば背中にも貼るのは避けたほうがいいでしょう。お腹を冷やしてしまうと、お腹の張りに繋がりかねません。
お腹の張りのほとんどが問題のないものですが、冷えによるお腹の張りを感じて、しばらく休んでも治まらない場合はすぐに医師に相談してください。
肩こりには使用しない
妊娠中は自律神経が乱れやすくなり、それによって血行不良を招きます、血行不良となると肩こりを引き起こすことがあるため、妊婦さんは肩こりに悩まされやすいのです。
基本的に、肩こりは温めるのが有効とされていて、冷したほうがいいのは筋違いを起こした時など、急性の痛みの場合で最初の2〜3日程度です。
深部まで冷やしてしまうと血流が悪くなり、肩こりが悪化する可能性があります。冷したほうが楽に感じることもありますが、その時は痛みがつらい部分だけ冷えピタなどで冷やすのがいいでしょう。
冷えピタを使うのに抵抗がある妊婦さんは代用品で
妊婦さんが冷えピタや熱さまシートを使ったとしても、悪影響などはなく安心して使えます。
しかし、冷えピタや熱さまシートなど、冷却シートの独特なにおいが気になってしまう妊婦さんや、冷えピタを貼るのに抵抗をある妊婦さんは、他の物で代用してみましょう。
- 保冷剤をタオルに巻いて使う
- 氷をジップロックに入れてタオルで巻いて使う
- タオルを冷たい水に濡らして絞って使う
など、方法は沢山あります。冷えピタなどに比べてにおいが気にならない、アイスノン(氷枕)を使うのもおすすめです。
妊婦の冷えピタと熱さまシート:体調不良が続く場合は病院へ
妊婦さんは、つわりなどによって体調が優れないことがあります。特に妊娠初期にはホルモンバランスの変化によって微熱が続くこともあります。
熱がある時や頭痛の時などにも冷えピタや熱さまシートは大活躍します。冷えピタや熱さまシートなどの冷却シートは、医薬品ではなく薬効はないので、妊婦さんでも安心して使うことができますよ。
ただし、体の冷えや肌荒れには十分注意してください。もし、使用している上で何か異常があった場合はすぐに使用をやめるようにしましょう。
また、妊娠中の体調不良が続く場合は、自力でなんとかしようとせず、医師に相談することが大切ですよ。